コスト面

（１）大判印刷の貼り付け作業を除き､専門の作業員は必要ありません。
（２）貼りつけ作業時の失敗が少なくなるため､余分な印刷は要りません。
（３）剥がし痕も残らないため､糊を落とすための作業費や溶剤の購入費が削減されます。

環境面

（１）原料には無尽蔵といわれる天然ガスが使われており､森林伐採による環境破壊とは無縁です。
（２）粘着面も含めたシート全体の素材がオレフィン系(ポリプロピレン･ポリエチレン)であるため、燃やした場合にもダイオキシンの発生が無く､燃えるゴミあるいはリサイクルとして処理できます。インクも水性顔料インク(コーワシェルシートIJ)･UV硬化型インク(コーワシェルシートTR)であるため、環境への悪影響がありません。
（３）剥がした後に糊残りが無いため､環境や人体に悪影響のある糊を落とすための溶剤を使う必要がありません。

機能面

（１）ガラス、自動車のボディー､金属､ステンレス､大理石､タイル､ペット素材､ポリプロピレン素材等の平滑な面に強力に貼りつき､剥がし痕を残しません。
（２）粘着性においては､強粘着糊と同等の粘着力を発揮します。
（３）糊を使用していない吸盤式等の粘着と比較すると圧倒的な粘着力を持っています。吸盤式は屋外で利用できませんが､コーワシェルシートは耐水性もあるので屋外でも利用できます。

作業性

（１）糊と違い､貼り付け作業で若干の修正は容易に行えますので､特に高度な技術を必要としません。(実際に都内パチンコ店においては､社員とアルバイトで貼りつけ･剥離作業を行なっています｡)
（２）剥がす作業は､痕残りがないので､どなたでも行なえます。
（３）印刷は､家庭用インクジェットプリンターでも行なえます。(コーワシェルシートIJ)
（４）屋外で利用する場合､人が触れることの無い看板等であれば、ラミネートの必要はありませんので､その分の作業が軽減されます。